華斗夢について
京都・西陣より、本物の帯を。
「華斗夢」は、四季の植物の美しさにインスパイアされた、大人の女性に着けてほしい帯のブランドです。
帯の企画・制作は、どの工程も全て京都・西陣で行っています。正絹の帯を、職人がひとつひとつ丁寧に作っています。
コンセプト
「はんなり」という言葉があります。これは、上品で明るく落ち着いた華やかさがあるという意味の京言葉。「華あり」の言葉が変化したものと言われています。
季節の花を窓辺に飾るだけで、気分が明るくなり、はんなりとした気持ちになることはありませんか?
そんな花たちのように、着物を着る女性の気持ちを高めてくれる、帯のブランドが[華斗夢 - hanatoyume]です。
華斗帯の帯について
二陪織物(ふたえおりもの)
…紋織物の一種で、有職織物の装束等に用いられる
全面に亀甲や唐草などの連続紋を織り出して地紋とし、その上に「上紋(うわもん)」と称して丸文や花鳥文などを地とは別の色糸で飛び飛びに織り出したものをいいます。普通は、横糸を刺繍糸のように浮かせた浮織物の地紋に、絵緯(えぬき。紋を表すだけに使う色糸)を使って上紋をふっくらと浮くようにして織り上げたものです。平安時代以降、高貴な女性が用いたほか、主人のお仕着せで女房たちがそろって着用することもありました。また、女性の唐衣や表着、小袿などのほか、元服前の男子の指貫などにも用いられていました。
地紋には錦という織技法を用いています。錦とは、経糸(たていと)ないし緯糸(よこいと)に二色以上の色糸を使って文様を出した華やかな織物を呼びます。
華斗夢の帯は、緯糸(よこいと)に二色以上の色糸を使った緯錦(よこにしき)という織物になります。
濡れ緯
華斗夢の帯は、地緯を水で濡らして織るため、織手の手間や技術が必要となりますが、その分お締め頂く時に、軽くてよく締まり、しっとりとしっかりとした生地質になります。